AkashA(アカーシャ)ダイスケです🤘
僕が4本目のギターとして今年の夏に初めて海外から個人輸入したギター、The Hauntedのギタリスト
SOLAR GUITARS E2.6Cのカスタムが終わり、先日手元に戻ってきました。
SOLAR GUITARSに関する過去のエントリー一覧↓
カスタム内容
これまでに、マシンヘッド、ブリッジ、エンドピンなど部分的なパーツの交換を行ってきたけど、今回は、サウンドの要となるピックアップの交換。
SOLAR GUITARSにはオリジナルパッシブピックアップであるDUNCAN SOLARがリア・フロントに搭載をされてるんだけど、パッシブよりもアクティブを好んでいる僕として、このピックアップの音が好みではないため、これまで所有しているギター全てに搭載されているアクティブピックアップEMGへ変更をすることを決意しました。
そもそもパッシブ・アクティブって?
アクティブ・・・プリアンプを搭載することにより、出力を増幅してくれる。ノイズは少ない。ロー・インピーダンス パッシブとアクティブの違いは大まかにこんな感じ。
パッシブタイプのピックアップだと、Seymour Duncan、Dimarzioが有名ですね。
これまで何本かSeymour Duncanが搭載されているギターを所有していた*1のですが、
高校時代に僕の大好きなバンドの多くがEMGを搭載していたギターを使用していることでメタル=EMGという印象がついたのと、一緒にバンドをやっていた1つ上の先輩が使用していたギターにEMGが搭載されていて、弾かせてもらった時にこんなにも自分が持ってるギターの音圧と違うのか。ということを体感して以来、EMGのサウンドに惚れまして、それからEMGが搭載されているギターを使うようになりました。勿論今所有しているギターは全てEMGです。
こちらのエントリーで所有ギターを詳しく紹介しているんで、良かったら見てね↓
アクティブピックアップ EMGへ交換
SOLAR GUITARSに関するエントリーで何度か書いていますが、EMGの音に慣れている僕として、このSOLAR GUITARSにデフォルトで搭載されているピックアップDUNCAN SOLARの音が全く気に食わなくて、購入してから実はまだ1度しかライブで使ったことがありません。とは言っても、このDUNCAN SOLARもパッシブピックアップを好んで使用しているギタリストからしたらとても良い音だとは思うんですが、個人的にはやはりアクティブを使用してるとやっぱり物足りないんだよね。
単純に出力がEMGに比べて弱い為、AXE FXⅡ XL+で作ったアンプサウンドをSOLAR GUITARSでそのまま弾くと、めちゃくちゃパワーがないんですよね。GAIN量も低くなるし。それくらいEMGとの差があるんだなということを改めて知りました。
AXE FXⅡ XL+側でSOLAR GUITARS用のプリセットを作れば良いんじゃない?ってツッコミはなしで。(笑)
このギターを本番で使用するためにはEMGに交換しなければ。ということで長年お世話になっておりますESPの伊藤さんへ連絡をしまして、BIGBOSSお茶の水駅前店でカスタムをすることに。
当然EMGなわけですが、僕が愛用しているのは大好きなギタリストMETALLICA James HetfiledのシグネイチャーモデルJH SET。
今回もブラックニッケルタイプのものをチョイスしました。
EMG81&60を長年使用していた僕がJH SETに一番最初に変更した時のエントリーがこちら↓
パッシブからアクティブへ交換をする為には、ポン付というわけにいかず、バッテリーの取り付けなどが必要になってきます。こうなってきちゃうと素人の僕には全く無理なのでプロのリペアマンにお願いすることにしました。
ハイ・インピーダンスとロー・インピーダンスの違い
まず、インピーダンスとは電気抵抗の事。
抵抗値が高いことをハイと言い、低いことをローと言います。
ギターから出力される電気信号はハイ・インピーダンスとロー・インピーダンスの2つに分かれます。パッシブピックアップは、ハイ・インピーダンス電気信号の為、ノイズが非常に乗りやすい。
逆にアクティブピックアップはロー・インピーダンスの電気信号を内蔵のプリアンプで出力を増幅させる為、ノイズが非常に少ないのが特徴。ですが、プリアンプを駆動させる為にはバッテリーが必要になってくるんです。
パッシブからアクティブに変更する為にはギターにバッテリーを積む必要がある。だからと言ってスマホのモバイルバッテリーのように外付けというわけにいかないので、従来だとボディ裏のコントロール部にアクセスするための空いたところに無理やりバッテリーを入れたりするけど、それだと電池交換が容易じゃないので、自分のオリジナルギターにも搭載したバッテリーボックスをボディにザクりを入れてつけてもらうことにしました。
カスタム前
既にブリッジやマシンヘッドは交換していますが、ピックアップはデフォルトの状態の画像を一度見てもらおうと思います。
カスタム後
肝心の音はデフォのピックアップよりも出力や音粒も含めてやっぱりEMG最高ですね。特にこのJH SETは音像が本当にクリア。どれだけ歪ませていても一音一音がしっかり聞こえてきます。
バッテリーボックス
そして、アクティブピックアップに無くてはならないバッテリーですが、ESPのバッテリーボックスをこちらに取り付けてもらいました。
このバッテリーボックスが本当に便利で、ESP MX-250Ⅱにも来年取り付けてもらう予定。あたかも最初からこうなっていたかのような仕上がり。リペアマンさんの腕の良さが光ります。更にノブの仕様も変更してもらい、1Tone(コイルタップ) / 1Volから、2Volに変更してもらいました。
総 評
SOLAR GUITARSを購入してから、色々な部分のカスタムを施してきましたが、今回のピックアップの交換をすることによって、ようやくライブで使うことが出来る強力な1本になったと思う。
SOLAR GUITARSは買いか?
まだ日本に総代理店がないSOLAR GUITARS。正直なところ、見えない部分の作りとかどうなんだろうと思い、今回カスタムを担当してくれたリペアマンさんに聞いてみた。
「ギター作りのセオリーに忠実に作られてる良いギターですよ」とのことでした。
配線部とかの処理が甘くて、木屑はわんさか入ってたり海外の廉価ギターに関して昔は多かったんだよね。昔のB.C.○ichとか○ashburnとか。アメリカのギターにそーゆう多かったイメージがありますが、このSOLAR GUITARSに関しては丁寧に作り込まれているんだそう。
これで日本円に換算して10万いかないのなら、買う価値は大いにあると思うよ。
ただ、僕の場合カスタム代に8万くらい費やしてるから、コスパは悪いです。(汗)
SOLAR GUITARSのサイトを見ると、ボディ形状を含め、今流行のEvertuneなどブリッジの仕様違いやカラー、多弦用などなど、毎年どんどん新しいタイプのものがリリースになっています。
勿論メタルギターとしてが前提ですが、様々な仕様を用意することで多様なギタリストにも使ってもらえるギターブランドへと変貌を遂げてきています。僕のブログを見て気になった人は公式サイト見て見るといいよ。本当に本数が増えてきてるから。
これでライブで使用するギターが3本になりました。
本当はもう1本E-Ⅱ EC BLKを持っていますが、ライブで使用してません。
来年1発目のライブ、どれを使おうかな?
イベントに遊びにきてくれる人は僕がどのギターを使うのかにも注目してくれたら嬉しいです。
来年はライブの度に使うギターに悩みそうです。ということで、SOLAR GUITARSのカスタムはこれにて終了・・・ではなく、輸入代理店がなくなってしまったToneProsブリッジへの換装が終わったら完全体になるんだけどもね。いつになったら日本に入ってくるのだろうか・・・
AkashA are...
Gt&Vo Daisuke / Ba&Vo Hige / Dr Toshiya
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*1:学生時代の時。当時はピックアップの事とか全然知らなかったです。