AkashAダイスケのMY"鋼鉄"LIFE

バンドの事や楽器機材・料理・プライベートや好きな事を赤裸々に綴るブログ

Kemper PROFILER STAGEスタジオ初音出ししてみた|Kemper

AkashA(アカーシャ)ダイスケです🤘

 

Kemperの関連の記事でお越しくださる皆さんありがとう。

僕もまだまだ導入して間もないので、有益な情報になっているかわからないけども、改めてこのドイツが生んだKemperの魅力をブログで伝えていけたらなと思っています。

 

Kemper記事まとめ


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先日、ようやくスタジオで初めてKemperから音を出してみたので、今日は感想でも。

 

Kemper PROFILER STAGE初めてスタジオに持ち込んでみた


購入してから、自宅ではヘッドホンと、DTM用のスピーカーで鳴らしてますが、大きなスピーカーで鳴らすのは今回が初という事で、僕と同じく新しい機材を購入したDrのとっしーと2人でスタジオに3時間こもってきました。

 

Bag PROFILER STAGE

本体の運搬は先日個人輸入したKemper純正バッグを。

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Axe-FxⅡ XL+をメインとして使用してた時に比べて、圧倒的に運搬する機材がめちゃくちゃ減りました。ちょっと不安だったけど、必要なものをとりあえず全部このバッグに入れられるか検証したところ、全く問題なかったです。

 

僕がBag PROFILER STAGEに入れたもの

  • Kemper PROFILER STAGE(本体)
  • 電源ケーブル
  • LINE6 RelayG70(本体)
  • ワイヤレス用電源ケーブル
  • シールド×1
  • パッチケーブル×1
  • 予備用ワイヤレスケーブル×1
  • ピック入れ
  • リチウム電池充電器

ライブを想定して使用するものを全部入れてみましたが、まだまだ入れられる余裕があるね。凄いねこの純正のバッグ。これ、Kemper PROFILER STAGE使ってる人絶対買った方が良いよ。

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 Kemper PROFILER STAGEにサウンド中枢を変えて、以前のシステムからそのまま転用して使用することにしたのはワイヤレスだけ。LINE6 RelayG70*1近年のデジタルワイヤレス特有の特殊ピンじゃないと使えないというのが、個人的にはあまり好きじゃなくて。というのもケーブル断線した時のコスパの悪さに加えて、自分の好きなメーカーのケーブルが使用できないというデメリットを考慮した結果、このRelayG70はシールドプラグタイプなので速攻導入しました。

 

本当はこれまでずっと使用しているチューナーもと思っているんだけども、

 

スタジオリハとかならKemper PROFILER STAGEに搭載されているチューナーで十分かな。結構このチューナーの精度について気にしている人いると思うんですが、どのくらいのピッチ精度があるのか。これについてはKemperの公式マニュアルやホームページのにも記載がないのでわからないんだけども、反応速度や精度はとても良いなと使ってみて思った。ただ、ちょっと視認性が良くないし、バンドの弦楽器隊でチューナーは揃えたいので小型のminiタイプを購入しようと思う。

 

ちなみに、これバンドマンはちゃんとやってると思うんだけどバンドの弦楽器隊は同じメーカーのチューナーで統一した方がいいよ。メーカーによってドンズバの位置が違うからね。これからバンドを始めようとしている学生バンドマンに言いたいのは、チューニングは本当にちゃんとした方がいい。ライブ前・ライブのMC中とか。演奏中に変だなと思った時はそのままにせず一度チューニングした方がいい。

 

チューニングが狂った状態での演奏って、とても不快なんだよね。お客さんにとって不快な演奏を聴くほど嫌なものはないので、すぐに変な音だと認識する耳の鍛錬ともそうだけども、バンドメンバー内でチューナーメーカーのものを使った方がいいとアドバイスしておきます。

 

 

 

Kemper PROFILER STAGEの接続方法

Kemper PROFILER STAGEをライブで使用する為にどの接続方法が一番良いのか考えてみた結果、やはりライン直が一番良いんじゃないかと。

MAIN OUTからミキサーへ直接繋いで音を出す方法と、MONITOR OUTから常設アンプのリターンに繋げてアンプから音を出す方法。とりあえず両方試してみました。

 

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 以前の記事でAxe FxⅡ XL+でライン直はとても音が悪かった。じゃあKemperは?ということを書いたけども、実際にライン直で音を出した結果。

 

そんな一抹の不安は一気に吹き飛びました。

 

 

完全にアンプライクな音。

こいつはやばい。ただし、自宅にてヘッドホンで聴きながら音作りをしてこの日スタジオに持ち込んでみたんだけども、やっぱり音作りはし直さなきゃいけない部分がありまして、とっしーにも聴いてもらいながら自分のRigの音作りを少しずつ変えていきました。

 

Kemperには3つのモードがあり、Rig内容の変更・保存をするにはBROWSERモードを使用していくんだけど、わざわざPERFORMモードからBROWSERモードに戻って色々と音を弄ってまたPERFORMモードにRigをアサインして・・・なんて面倒なことはしたくないよね。そんな時はPERFORMモードで弄ったRigをBROWSERモードへ保存する事が出来ます。EQセクションや各MODセクションの変更をした後、STOREボタンを押して「Export Rig to Pool」を押せば、今変更したRig内容がBROWSERモードに保存されます。

ただし、この際に注意があって元々PERFORMモードにアサインされているRigデータが上書きされるわけじゃなくて、新たなRigとして保存されるから、Rigの名前を保存の際に変更しないと同じ名前のRigがズラーっと保存されることになります。どれが一番最後に保存したRigだっけ!?ってなりますが、Kemperさん優秀なのがRigがいつ作成されたものなのか日にちと時間が表示されてるから、一番新しい時間帯のRigが最新のやつだとすぐわかります。

 

そんなわけで色々弄ってようやく"使える"音になったけど、まだまだ細かいチューニングは必須だなと。しかし、自分の後ろからじゃなくて前から音が聞こえてくるってなんだか変な気分。

この日はいつもバンドリハーサルで使用している部屋じゃなかったからというのもあるけど、例えばきちんと足元にモニターがあったり、イヤモニを使用しているのなら音を追っかけるには全く不安はないけど、やっぱり自分の音を聴く時やバンドスタジオリハの時にはモニターアウトから常設アンプリターン挿しで従来通りの音の出し方の方が良いかなと思ったので、早速スタジオ常設のMarshallアンプのリターンに接続して音を出してみました。

 

 

アンプEQ、GAIN共に0。Volだけちょい上げ。

僕がメインで使用しているENGLの音がMarshallから出ているという不思議。

スタジオリハの時はこの接続方法が良いかもしれないね。音を聞くという点ではね。イヤモニを持ってる人は別だと思うけど。

 

音抜けに関しても、全く問題なし。むしろめっちゃ抜けてきます。

これ、スタジオのモニタースピーカーの環境にもよるけど、アンプキャビネットにエミュレートされているスピーカーの口径がでかいので、やはり天井吊るしの小さなモニタースピーカーで鳴らすのとは全然違うよね。

 

このように常設のアンプへリターン挿しで使う場合、Kemper本体のMONITOR OUTのキャビネットはoffにしましょう。アウトプットの設定で容易に出来ます。

また、MAIN OUTとのVol差は絶対的に必要なので、MONITOR OUTのVolは小さめにすることを推奨します。

 

気に入らなかった点


 

これ、Kemperユーザーの方にお聞きしたいのですが、ギター本体のVolノブを0に絞っても完全にミュートされないのってなんで?どのRigを選択しても完全にVolが0になりません。単純にRigのGAIN量が多いのか、もしくは自分が使っているギターのピックアップがアクティブタイプで出力が高いから?Clean SenseとDistortion Senseを弄ってもこうなってしまう。

Vol絞っても完全ミュートされないのはちょっと不満。これの解消方法があったらどなたか教えてくれたら嬉しいです。

 

 

 

というわけで、初めてスタジオにKemper PROFILER STAGEを持っていって音を出した感想をまとめてみた。

不満な部分はあるけど、これは多分解消できる術が絶対あるはずなのでフォーラムとかにでも書いてみようかな。

 

個人的にはAxeからKemperに乗り換えて大満足してます。

まだまだ実際にライブで使う為には音作りをしていかなければならないけども、そんな工程も楽しみの一つではある。しかし、本当にびっくりするのは5kgにも満たないこの個体で他のラインナップと同等の機能を持ち合わせているって凄いよね。

ラックタイプやヘッドアンプタイプを買った人には申し訳ないけど、フロアタイプは運搬を考えても現時点で最高のKemperだと思う。

 

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Kemper PROFILER STAGEが気になっているって人は、この記事を読んで参考になったら嬉しいです。

 

これからこいつと最高のサウンドを出すって思うと楽しみだなー。 

次回のライブでデビューさせられるようにもう少し音作り頑張ろうっと。

 

 

AkashA are...

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