AkashA(アカーシャ)ダイスケです🤘
年末に導入したKemper PROFILER STAGEを弄り倒しているのですが、Rig Managerに公開されている無料Rigじゃ満足するサウンドにたどり着く事が出来なかったので、"有料Rig"を買ってみました。
Kemper関連のエントリーはこちら↓
Rigとは
以前のエントリーにも書きましたが、
取り込んだ音のキャプチャーをKemperでは"Rig"と呼称するのですが、全世界のKemperユーザーがプロファイリングしたRigを無料で公開しているKemper公式のアプリケーション。現在16086*1もの膨大なRigが無料でダウンロードすることが出来、更にそのRigを自分なりに調整することが可能なのです。
僕もKemper導入当初からついこの間までは、このRig Managerに公開されている無料Rigを使って自分のサウンドメイキングをしていたんだけども、どうも納得が出来ない。
元々昔からENGLのアンプを好んで使用していて、現在メインで使用しているFractal Audio SystemsのAxe FxⅡ XL+もENGL POWERBALLのモデリングアンプ"ENERGYBALL"をベースにバッキングプリセット、ソロプリセットを構築しています。当然無料RigにもENGLをプロファイリングしたRigが何個も入ってはいるんだけども、"本物"のPOWERBALLⅡを長年使用していた僕としては、やはりそのリアルな音の音像というか、歪み方というのがやはり違うなと。
Kemper導入当初はライン直でもきちんとアンプライクな音にびっくりしたものだけど、時間が経つにつれ、やっぱりちょっと違うなと思うようになってきた。思ってきたということはその時点で音として納得出来ていないということ。そこで、有料Rigを購入してみることにした。
有料Rig
国内外で多くのスタジオやギタリストが独自にプロファイリングした有料Rigが販売されていて、それこそプロファイリング環境などに拘りに拘って抽出したRigを販売しているところが多数存在しています。その中には無料Rigにも公開しているところも多い。
例:The AMP Factory / Top Jimiなど
そんな有料Rig販売サイトから、ハイゲインアンプを主としてENGL POWERBALLⅡをプロファイリングしたRigを販売しているサイトを絞り込みまして、最終的にこちらのサイトから購入しました。
購入方法は至って簡単で、様々なアンプをプロファイリングしたRigのサンプルが聞けるので、好みのRigを見つけたらカートに入れユーザー登録してお支払い方法を決定します。
海外サイトだとクレジットカード情報が抜き取られる可能性も多いので、僕の場合はPayPalを選択しました。実際にその昔クレジットカード登録していた海外のVapeリキッドメーカーのサイトがハッキングされまして、僕のカードから毎月12万円くらいテキサス州で使用されていたことがあったという経験があります。
支払いが完了すると即座にダウンロードURLが記載されたメールもしくは購入後のブラウザ画面からRigをダウンロード出来ます。
Kemperへのインポート方法
早速購入した有料RigをKemperに入れる為、Rig Managerにドラッグ&ドロップ!と思ったんですが、この方法じゃRigをRig Manager内にインポートことが出来ませんでした。。
有料Rigが入ったフォルダにRead Meがあったので、よくよく見てみると
USBメモリーを用意してその中に「共有」フォルダを作成してフォルダーにファイルをコピー。そしてUSBメモリーをKemperに挿してインポートしてくれ。
適当に和訳したけど、そんな事が書いてある。
というわけで、事前にKemper用に購入していたUSBメモリーを使って早速RigをKemperにインポートしてみることにした。
僕が今回Kemper用に予め購入したUSBメモリーはこちら。
今後Rigだけを運搬すること想定してこれを選んだんだけど、防水防塵だし尚且つキーホルダーにも固定できる優れものです。
今回インポート方法に関してはこちらの記事を参考にさせてもらいました。
USBメモリーをMacに挿し、まずは共有フォルダを作成します。この際注意をして欲しいのがこのフォルダ名を「Shared」にすること。そして今回購入した有料Rigをこの「Shared」フォルダに入れます。
有料Rigを入れたUSBメモリーをKemperに直接挿し、KemperをBROWSERモードにし、「External Storage」を押す。続いて「Import/Export」を押し、「Import」を選択。
これだけで完了。とても簡単でしょ?びっくりです。
有料Rigを弾いてみた。
購入したRig Packは、ENGL POWERBALLⅡの1ch〜4chまで実に多くのサウンドをプロファイリングしたRigが入っています。GAIN量・BRIGHTのON/OFF、BOTTOMのON/OFF、BOOSTのON/OFFなどチャンネル毎に細かく分けられたRigがたくさん。それ以外にもFXを繋げたRigも数種類入っています。一つのアンプに対してここまで拘ってプロファイリングしたのかと驚き。
実際に弾いてみると無料Rigとは全く違う。ピッキングした時の音圧だとか、音の出方が僕が使用していたPOWERBALLⅡとほぼ同じと言っても過言ではない。パワーアンプを介してキャビネットから出るPOWERBALLⅡのサウンドと同じものがライン直で出るのだから驚き以外の何者でもない。
Kemper PROFILER STAGEを導入して作ったメインのRigを速攻で削除しまして、今回購入した有料Rigをベースに音作りをしなおしました。
ソロ用のRigが出来たんでオケに合わせて弾いてみたよ。
ちなみにこちらのセッティングはKemper→オーディオI/F→Logic Proです。
DTM内での音色は一切弄ってません。
この音の再現度やばくない?完全に音が僕が使用してたPOWERBALL2そのものだもん。
有料Rigは買いか?
今回初めて有料Rigを買ってみましたが、調べてみると有料Rigでもとても質の悪いものも多数あるそうです。
なので、サンプルが聞けるものがあれば聴いた方がいいと思うし、そんなに高いものでもないからとりあえず買ってもいいかという人は片っ端から買っても良いと思う。
有料Rigは販売サイトによって価格はマチマチですが、本物のアンプを買うこと考えた超破格の値段です。安すぎる。ちなみに僕はこの他にももう1パック購入して日本円でおよそ3,300円くらいでした。
僕は今回有料Rigを買ってとても満足しています。Rig Managerには無数の無料Rigが公開されているけども、世界中のアンプを網羅しているわけでもなく、更にプロファイリング環境によっても音質が左右される。それを考えると有料Rigは高品質で納得出来るサウンドにいち早く辿り着けるんじゃないかなと思う。
あー早くライブで使いたい!
AkashA are...
Gt&Vo Daisuke / Ba&Vo Hige / Dr Toshiya
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