AkashA(アカーシャ)ダイスケです🤘
長らく自宅用アンプとして愛用していたPEAVY BANDIT112が使用中に音が急激に小さくなるという現象が多発するようになりまして、自宅用アンプの買い替えを検討していました。
んで、悩んだ末に購入することに決めたのが・・・
Hughes&Kettner GrandMeister Deluxe40&TubeMeister 112Cabinet
ステージでは他のどのアンプよりも存在感を放つ青く光るドイツ発のハイゲインアンプ通称ケトナー。自身初のケトナーです。
Hughes&Kettnerを初めて知ったのは、中三くらいの時かな?当時、猛烈に熱烈にSEX MACHINEGUNSにハマっておりまして、初の野外イベント"野ざらし"が確かマシンガンズの初ライブ観戦だったんですが、その時
全く見たことのないアンプがステージに鎮座しているではありませんか。
と、アンプにすぐ目が行った事を覚えてます。
当時まだメタルギタリストとして駆け出しだったんで、知っているメタル系アンプは
- Marshall
- MESA/BOOGIE
- Diezel
- RIVERA
くらいだったんですよ。
ギタリストなので、一体どんなアンプを使っているんだろうとステージを見るわけです。ANCHANGとSUSSYのアンプを見ると、筆記体のロゴがあしらわれた謎のアンプの壁。
「あれは一体なんなんだ・・・」
そこから一体あのアンプはどこのメーカーのやつなんだろうとずっと気になってまして、その後マシンガンズの機材が特集されている雑誌を見た時にそれがHughes&Kettnerというメーカーのアンプだったと初めて知りました。
当時ANCHANGが使用してたのは初代Triampなんだよね。
※ご本人今も初代Triampを愛用していますね。
その後Triamp mk2が世に出て、一気にケトナーアンプ人気に火がついたんですよね。
当時も今も色々なアーティストがケトナーのアンプを愛用していますが、僕の中では今も尚Hughes&Kettner=SEX MACHINEGUNSなのです。
そんなマシンガンズが大好きだった僕が、何故今までケトナーを使用していなかったのかというと、身近なギタリストでケトナーを使用していて「良い音出してるな」って人が居なかったんだよね。単純にケトナー特有の粘り気のあるディストーションサウンドが、自分の出したい音じゃなかったのかもしんない。
昔の話になるんだけど、Hughes&KettnerのアンプシリーズでWARPというヘヴィ系のシリーズが出てたことがありまして、当時一緒にバンドをやっていたギタリストが使用してたんだけど
スッゲー音悪いの。
まあ、恐らくそのギタリストの音作りの問題があると思うんだけど、
結局は使い手に左右されると思う。
なんかミッドレンジが高くて抜けて来ないし、あれ?みたいな。やっぱケトナーはTriampじゃないとダメなのかなー。そんな先入観が出来てしまってたんだよね。
アンプの使用歴については前に書いたエントリーを読んでもらいたいんですが、
MESA→ENGLに切り替えた時も、ケトナーのアンプは候補に入ってなかったんだよね。
ケトナーに対する考えが変わったのが、活動休止中のヘヴィロックバンドリアスタリスクのGt.Atsusixこと、アッちゃんの生誕祭イベントが2016年に開催されるってアナウンスがある時に、出演オファーをいただきまして、
エヴァネッセンスのコピーバンド
KTnescenceケティネッセンスと読みますとして出演させてもらったんですが、
KTnescence are...
- Vo sami(Angers)
- Gt Kaz(Ciel Nocturne)
- Gt&Cho Daisuke(AkashA)
- Ba KT(exリアスタリスク)
- Key Layla(Ghost Cries)
- Dr MASATO(FANTOM)
凄いメンバーでしょ?超楽しかったんだよ!
その時、ケトナー(正確に言うとパール楽器)とエンドースしているCiel NocturneのGt、Kazさんとご一緒させていただきまして、Kazさんがその時最新のTriamp mk3を使用してて、スタジオリハに入った時にKazさんが鳴らしてた音が
むちゃくちゃ良かったんです。
あれー?ケトナーってこんなに音良かったっけ?
っていうのが率直な感想でした。
言わずもがなクリーンはむちゃくちゃ綺麗です。超絶美麗。艶やかだし、ウォーム感もあるし。ディストーションサウンドも凄く良い。
Axe-FxⅡ XL+を使用してますが、見た目も最高だし、Triamp mk3買っちゃおうかなとちょっと思いました。
やっぱり使用しているギタリストによって音作りも全然違うから、Kazさんとご一緒出来たのはほんと良かった!KazさんがTriamp mk3の性能を引き出してたからこその良質なギターサウンドだったんだと思います。
Kazさんが、
「すげーだろ〜?いーだろー?ケトナーのアンプ最高なんだよー!」
「クリーンも超綺麗だろー??あれ!?ダイスケ!お前のクリーン・・・むちゃくちゃ良い音するじゃねーかー!何そのアンプ!www」
って、褒めてもらったのは嬉しかったな。
とにかくKazさんはケトナー愛とアイバニーズ愛とビール愛に満ち満ちてる最高のギタリストです。Triamp3に買い替えたばかりだったからか、スタジオの前後でずっとTriamp3の話をひたすらしてた記憶がある。(笑)
「ダイスケお前もエンドースしちゃえよー!」
と言われ、むちゃくちゃ迷いました。まあぶっちゃけいまだに迷っていますが、 エンドースしたらケトナーしか使えなくなっちゃうからね。それはそれで良いことなんだけどね、、あー悩む。(笑)
そんなこんなでケトナーのイメージがガラリと変わりまして、今回自宅用アンプが故障したのを機に、どのメーカーのアンプにするかかなり迷いました。
その時のブログはこちら
大好きなENGLのIRON BALLか、はたまた今まで手にした事のないHughes&Kettnerか、悩みに悩んだ挙句、導き出した答えはHughes&Kettnerだったわけです。
ENGLなら間違いなく自分の出したい音を出してくれるアンプだし、音作りもクセもわかってるからすぐ使える。でも、ギタリストたるものやはり探究心というものがありまして、、どうせ買うなら今まで使った事ないやつ!!!!!
という事で、レビューじゃなくなっちゃったけど、なぜケトナーを選んだのか長々と書いてしまった・・・次はインプレッション含めて使用感やら搭載されてる機能について書いていこうと思う。
というわけでレビューはこちら↓
Gt&Vo Daisuke / Ba&Vo Hige / Dr Toshiya
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