AkashA(アカーシャ)ダイスケです🤘
前回のエントリー
では、今まで使用してきたアンプヘッドの紹介、そしてなぜデジタルアンププロセッサーに鞍替えしたのかについて書きました。
そして今回は、
初めてデジタルアンププロセッサーに触れ、
導入したことを書こうと思う。
ちょうど、2015年1stアルバムのツアーファイナルが終了する前、いつもお世話になってるESPの伊藤さんに、「実は今デジタルアンププロセッサーのAxeが気になってて、相当良かったらアンプを買い替えたいんだ」という相談をしたのが始まりでした。
当時、Fractal Audio Systemからは新たにAxe-FxⅡXL+が発売され、店舗に在庫が入ると即完売をしちゃうくらい売れてるって言ってて、多分試奏は無理だなーと。
なので、とにかくAxeシリーズを使用してるバンドの友人に使用感について聞いたり、
YouTubeで音質や使い勝手について色々調べてました。聴く限りリアルアンプと遜色がないじゃないかと。
今までのアンシュミのようなデジタル感がほんと感じられなくて、でも、動画でアップされてるものって後で加工されているケースが多いので、動画だけじゃ信用は出来なかったんだけど、有名なメジャーアーティストの人達も続々とデジタルアンププロセッサーを導入していることを考えてみると、やはりとんでもない優れもんなんじゃないかと。この頃はとにかく頭ん中は機材の事しか考えてなかった(笑)
それと同時にKemperもかなり人気で、今AxeとKemperは人気が二分してると言われたんですけど、個人にKemperはアンプというよりも全くの異質な存在だったので、選択肢は無かったんだよね。コンセプトは凄く面白いと思う!いずれ余裕あれば欲しいとは思うけど、
やっぱりAxe一択で、せっかく買うならやっぱり一番新しいやつがいいでしょ!ということで、Axe-FxⅡXL+に加えてパワーアンプも含めて伊藤さんに揃えていただきました。
初めて音出しをした時の感想は、とりあえず今まで使用してたENGLのPOWERBALLのモデリングアンプを選んでキャビネットに繋いで弾いた瞬間に、
「あれ?これ本当にデジタルなの?」
っていうくらい自分が使ってたPOWERBALLⅡ音が似てるし、音圧もきちんとあるし、ピッキングニュアンスも拾ってるし、これは本当に良いもんGETしたって思った。
特に空間系のエフェクターの音が素晴らしく良くて、G-major2が不要になってしまった。
メジャーアーティストだとAxe内蔵のエフェクターだけをセンドリターンでアンプヘッドに通してっていう贅沢使いしてるギタリストもいるみたい。
Axeは各セクション作り込み要素が凄すぎてどんどん深みにハマっていっちゃう感もあるけども、導入後はしばらくずーっと弾き倒しては色々弄って→弾いて→弄っての繰り返しでしたね。なるべくリアルなサウンドに近づけようっていうのと、自分がこれだって思える音になるまでね。
どんな音も自由自在に作れるっていうところが逆に難しいかもしれないね。実際に、今の音に定着するまでとても時間を費やしてます。
唯一、ここが残念だなって思うのは、やっぱりプリセットの切り替え時に音が途切れることかな。SCENE切り替えっていう機能があるからどうにでもなるんだけど、曲中にどうしてもプリセットを切り替えしなきゃならないって時にはこれがちょっと違和感を感じるかもしれない。
というわけでディストーションプリセットには主にENGL POWERBALLのモデリングアンプをベースとしたサウンドメイキングを作成し、クリーンプリセットにはJC-120をベースとしたサウンドメイキング。
夢のような2台持ちがこいつ1台で実現しちゃったわけです。
Axeもデジタルだし、パワーアンプのMatrixもソリッドステートだし、何より運搬が凄く楽になった!それでも全部で20kg近くありますが、、
Axeはアップデートが度々あるので、新しいパッチや音色が追加になるから便利!それにまだ使い方を完璧にマスターしてるわけじゃないから、今も色々弄りまくってます。
そんな大満足な機材を今も使用してますが、やっぱり真空管アンプも大好き。
欲しいアンプだってまだあります。全部買ったら一体幾らになるのやら・・・(汗)
機材の悩みや機材の欲望は尽きませんな!というわけで、使用機材の変遷其の2でした。
次は暇があれば、ボードのこととかでも書こうかな。
AkashA are...
Gt&Vo Daisuke / Ba&Vo Hige / Dr Toshiya
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