AkashA（アカーシャ）ダイスケです🤘
ブログを更新するのも随分ご無沙汰になってしまった。
新型コロナウイルスが猛威を奮う中、それが原因で大切な人を亡くしてしまった皆様、
ご心痛お察し申し上げます。
5月25日に緊急事態宣言が解除され、徐々にではあるけどもこれから日常生活に戻っていく兆しを感じる。
しかしながら、油断は禁物。これまでの歴史を振り返ると、必ずと言って良いほど第二波で悲惨な状況へとなっている。だからこれまで以上に個々で感染防止策を講じなければならない。
感染しない･感染させない。
これに尽きると思う。
今までの日常には完全に戻るまでまだまだ時間がかかるはずだ。
今はウイルスとの共存を目指しながら、僕もこれから生活したいと思う。
さてさて、本日はこれからの過ごし方について書きたいわけじゃない。
バンドとしてもライブができない中であっても一歩ずつ先に進まなきゃいけないわけで、まずはニュースを。
1st Album"Absolute invariant"
2014年8月1日に僕達AkashAは待望のファーストアルバムをリリースした。
これまで続けてきたバンド活動でも何枚か音源はリリースしてきたが、
フルアルバムをリリースしたのは人生でも初めての事だった。
もちろん、AkashAとしてもこれまでにdemo音源･1stEPをリリースしてきた。しかしながらこのフルアルバムリリースを契機にバンドとしてインディーズレーベルに所属、そしてツアーで色々な場所を回らせてもらった、いわば思い入れのある音源である。
全９曲、どの楽曲も当時の僕達が心血注いで作り上げたもので、僕達の代表曲となった楽曲もあり、みんなに愛されている。非常にありがたいことだ。
この翌年、AppleがApple Musicを発表したことを皮切りに、音楽の形式というものが根底から変わってしまった。サブスクリプションが主流となり、盤面が今までよりも売れなくなった。
かくいう僕もApple Musicをめちゃくちゃ愛用している。これほど便利なものはない。だけども大好きなバンドのCDは極力買うようにしてはいるが、僕の使用しているMac mini2018やMacBookにはもはやCDを読み込むドライブすら付いていない為、わざわざ外付けのCDドライブを購入してMac内に取り込んでいる。
CD購入層はそのアーティストが本当に好きか、あるいはまだサブスクリプションサービスを利用していないか、オーディオ機器にこだわりを持っているか。そのくらいなんだろうと思う。
サブスクリプションは月額料金を払うだけで聴き放題。気になった曲だけをスマホに取り込んで聴けるし、つまみ聴きも出来る。これほど便利なものが出てきたわけだけども、このアルバムは基本的に流通もしくは手売りだけに拘ってきた。
「時代遅れ」
そうとも捉えられるかもしれない。実際色々な人から配信してくれとの要望ももらってきた。だけどもあえてしてこなかった。CDの良さってジャケットや歌詞などアナログ的要素がある。どのバンドもそうだけど、音源1枚を製作するのに膨大な時間と予算を費やし、そこに多くの人が色を与えてくれる。そして最終的に聴いてくれた人達が最後の色を加えてくれることで完成を迎える。
ちなみに、アルバムアートワークを担当してくれたのはデスコアバンドVictim Of Deceptionの初代Voであり、残念ながら亡くなってしまったdaichiくん。
彼らはその音楽性が多大な評価を受け、今では日本を代表するデスコアバンドにまで成長したわけだけども、当時はよく渋谷CYCLONEや新宿ANTIKNOCKで一緒にライブをやっていた。
そんな繋がりもあって、アルバムのアートワークを彼にお願いをした。
音楽を作り、それを吹き込むだけでなくこうしたアートワークなども含めて1つの音源を作るにはレコーディング時から様々な人達に協力を経て完成をするわけだ。
だからこそ、やはり直接手に取って欲しいという気持ちが強かった。
配信解禁
2020年5月31日、そんな1st Album"Absolute invariant"のサブスクリプション配信を解禁した。
Apple Music、Amazon Prime Music、Spotifyなど全28音楽配信サービスにて解禁。
何故、配信解禁したか？
さっきまで、頑なに配信はしないということを書いてきたのに何故？と思われる人もいるだろう。それは新型コロナウイルスによって、今ではライブなどの人が集まるイベントに関する制約や緊急事態宣言による自粛というものが大きい。
大阪のライブハウスにてクラスターが発生したことを皮切りに、全国各地のライブハウスが窮地に立たされている。もちろん僕達バンドマンもライブを行うことは出来ず、日々悶々とした時間を過ごしている。バンドとして外に発信しなければ。ということで前回のブログでもご紹介した通りまずプレイスルー動画をYouTubeにアップした。
AkashAはこれまであまりSNSなど含めネットを駆使したことというのはあまりしてこなかったバンドなもので、格好よく言えばライブで評価をしてもらいたかったから。
でも、そんな悠長な事は言っていられる状況ではなくなってしまった。
肝心のライブが出来ないということは、それだけ人前に出る機会は減り、いずれ忘れ去られてしまうかもしれない。
そして、多くの人達がライブに足を運べなくなってしまったこの日常を鑑みて配信をすることに決めた。
あの日々が戻ってくることを信じて
5月25日に緊急事態宣言が解除され、徐々に元の生活戻ろうとした動きが見えてきてはいるが、以前ライブやイベントに関してはとても厳しく、恐らくではあるけどもこれまで同じようなライブの在り方、ライブハウスの在り方に戻るまでにはまだまだ時間がかかると思う。ひょっとしたら戻ることは出来ずに国が制定したガイドラインに沿った新たな形になるかもしれない。
新型コロナウイルスは現代に生きる僕達全員にとって全てを変えてしまった。
でも、音楽は絶対無くならないし、ライブという形式が変わっていこうとも、音楽という存在は絶対に消えはしない。
皆にも、思い出の曲というのがあると思う。僕達はメタルというジャンルだけども、1人でも構わない。僕達の楽曲が思い出の1曲としてずっとずっと残ってくれたら嬉しいなと思っている。
だから今は自分の身、そして自分の大切な人の事を案じてこれまで通りの感染防止策を講じながら僕達の音楽を聴いて過ごしてくれたらなと思う。
またもし、ライブハウスで会う事が出来るのなら、
それまでにたくさん聴いて、一緒にシンガロングして欲しいなと思う。
その為にはあなたがずっと元気で居てくれる事が優先です。
またお互い元気な姿でライブハウスで会えますように。
AkashA are...
Gt&Vo Daisuke / Ba&Vo Hige / Dr Toshiya
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