AkashA(アカーシャ)ダイスケです🤘
前回僕が所有しているギターについて記事を2つアップさせていただきました。
ここで紹介したギターで一番所有歴使用歴が長いESP MX-250Ⅱ、装着パーツなどが経年劣化でひどい状態であったので、いずれ綺麗にしなければ、、と思い、パーツやらなんやらを揃えていざ実行することに。
ギターの状態
長年ギターを弾いていると、まずエスカッション・そしてボリュームノブなど各パーツが汗などによって錆びてきたり、プレイによって削れてきたりとしてくるよね。んで、ふと他のギターの弦を張り替えしたときにESP MX-250Ⅱに目をやったら・・・
とてつもないことに・・・
以前、ESP系列ショップにメンテナンスで出した際に、エスカッションをクロームタイプのものに交換をしてもらったんですが、ご覧の通りメッキは剥がれ尚且つネジも全て錆さびに、、別に演奏において特に支障はないのですが、このまま放っておくとエスカッションやピックアップの交換をしたいと思った時に、ネジが錆びて折れてしまったりする可能性も無きにしも非ず。
ブリッジも塗装が剥がれてきてるので、本当は交換をしたかったのですが、ブリッジはロックタイプのブリッジであるToneProsを搭載してるんだけども、
神田商会さんが輸入代理店をやめてしまった為、現在手に入れる事が出来ない。手に入らないのなら交換は出来ないので、これは次回パーツが入手出来たらと思います。
続いてボリュームノブ。かなりの傷具合・・・このギターを購入してから一度も交換をした事がないのでかなり劣化が凄い。正直これもポッドが断線したりしていなければ演奏面において全く支障はありませんが、やはり見た目も良くない。折角エスカッションを交換するならばここも交換しようと思い立ちまして、パーツを購入しました。
用意したパーツ
今回のパーツ交換の為に用意したパーツ達はこちら。
これら全てはバンドマン御用達のお店サウンドハウスさんで揃えました。
エスカッションは、ESPのエスカッションフラットブラックのリアとフロント。
ここで注意しなければならないのが、エスカッションには実は2種類あって、ボディ設置部に対して曲面描いているRタイプ、そしてフラットタイプがあります。僕のギターの場合、ボディピックアップ周辺がレスポールのようにアーチを描いていないボディなので、フラットタイプをチョイスしてます。
ボリュームノブは、僕の全てのギターのマシンヘッドに搭載をしているマグナムロック で有名なGOTOHのノブにしました。
そしてエスカッション用のネジも諸々。
エスカッションマウント交換
ということで、まずはエスカッションの交換から。
エスカッションをボディにマウントしている四隅のネジを取っていきます。
大分劣化していて、ネジ山が潰れまくったので、とるのに一苦労・・・四隅のネジを取るとこのように、エスカッションとピックアップがくっついた状態でポンと上がります。
取れる事を確認したらピックアップとエスカッションを止めている真ん中のビスを取っていきます。
次に新しいエスカッションをピックアップに取り付けていきます。
ここは結構慣れが必要かもしれない。両側にコイルスプリングをかましているので、上手く留めないと片側のコイルスプリングが飛んで行ってしまうから注意。
先にビスを止めて、その後ボディに固定。ギターによってはこの4角のネジの長さがフロント側とリア側で違ったりする場合があって、特にフロントピックアップ側がそのような使用になっているケースがあるので、固定用ネジのセットは多めに購入しておいたほうがいいと思います。
無事に交換完了。
今回ブラックにしました。MX-250Ⅱも当初はブラックだったんだけど、気分的にクロームにしたくてしたんだけど、やっぱりブラックの方が締まるよね。
続いてフロントも同じく交換して、エスカッション交換終了。
うん。やっぱり新しい方がいいよね。
ボリュームノブ交換
次にボリュームノブ。
マイナスドライバーでノブ横から回して外していきます。ノブ交換は比較的簡単なので、詳しい説明は書きません。外したら、ポッドのお掃除&接点復活剤をスプレー。ポッド自身の状態は全然大丈夫だったので良かったー。今回購入したGOTOHのノブをはめて終了。
フレット磨き&ボディ磨き
パーツ交換を折角行なったから、久しぶりにフレット磨きもやっちゃおう。という事で、フレット磨きを行いました。
昔から僕はこれを使用してます。
そして、必需品のこれ。
早速フレットにマスキングテープを貼っていきます。
地味にこの作業がめちゃくちゃ大変です。
やり方は、一度マスキングテープの粘着力を弱めます。これはなぜかというと、マスキングテープの粘着力で、ネックサイドの塗装を一緒に剥がしてしまう可能性があるから。なので、テーブルやらなんやらに切ったマスキングテープを数回貼り付けて粘着力を弱めてからフレットに貼り付けるのをオススメ。
画像のように端を内側に折って貼る事で、剥がす時にとても楽だよ。
ピカールをクロスや布に塗布して磨くと、
ピッカピカになります。この状態で終わり!ではなく、一度付着した汚れを落とす為にこれを使用します。
ギタリストは皆持ってるんじゃないかな?ネック用のレモンオイルを塗っていきます。一度だけじゃなくて、塗って拭いてを数回繰り返します。
ご覧の通りピッカピカ。しっかりと磨いてあげた分、音が良くなるから、一度もフレット磨きをした事がない人はお試しあれ。
弦を張り替える前にボディも綺麗に磨いてきます。
最近入手したポリッシュがとても良くて、それまでケンスミスのポリッシュを使ってたのですが、
プロのリペアマンも使用しているこれを長らく愛用はしてたんだけども、匂いがあまり好きになれず、 色々と使ってみた結果これに行き着きました。
ドクターサイモンのMIRACLE GUITAR POLISHがとても良かったので、今はこれを愛用してます。揮発性もとても高いので、拭き残しも全然ないし、匂いが個人的にケンスミスのものよりも好き。
綺麗に磨き上げて、弦を張り替えてメンテナンス終了。
という事で、エスカッション&ネジ、ビスの交換、ボリュームノブの交換、フレット磨きに約2時間以上費やしましたが、見違えるように綺麗になりました。
久々に音出してみたけどやっぱりこのギター良い音するなー。厚みが違う。
本当はピックアップを載せ換えたいんだけど、それは追々来年あたりにでも。
ギターは所詮楽器、音を出す消耗品だ。と思ってる人もいるだろうけども、こうして愛情もって接する事で、良い音を奏でてくれる。僕は古風な人間だからなのか、物にも魂が宿るって信じてる。だから、ぞんざいに扱ったりしたりしてると、いずれ音が急に出なくなったりとか、ギターが拗ねたり悲しんだりするんじゃないかなーと。
電装系に関しては、知識が必要なので、そこには触れることはせず、ESP系列店で電装系は調節してもらったりしてるけど、いずれは自分でポッドの取り付けとかジャック部のお手入れとかもやってみたいなと。
というわけで、本日は自分で出来るギターメンテナンスについて。
お試しあれ。
こいつを相棒にライブをやるのはいつになるだろう。
AkashA are...
Gt&Vo Daisuke / Ba&Vo Hige / Dr Toshiya
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