AkashA(アカーシャ)ダイスケです🤘
ふいにiTunes Storeの映画ストアを見てたら、僕がまだ中学校か高校の時に公開された江口洋介主演映画アナザヘヴンがあったんで、見返してみた。
当時この映画は、脳みそシチューとか脳みそカルボナーラとかそーゆう猟奇的イメージが先行したホラー映画という触れ込みで、確か大々的に捉えられてたと思うんだ。
リングから始まって日本はホラーブームだったから、より過激的なものをって感じだったのかもね。
まあ、自分も
脳みそシチュー!?なにその映画!?怖いのかな。。
そんな感覚で映画館に見に行ったっけ。
当時見た感想は?でした。。
確かにグロテスクではあったんだけど、別におばけが出るわけでもないし、終わり方もよくわかんなかったんだよな。
だけど、今になって見返すと、
凄い深い
こっから先はネタバレになっちゃうんだけどさ、何故乗り移られた人間が異常なパワーを発せられるのかとか、そーゆうのは謎なんだけども、、
必死になって追いかけてた犯人というのは、実は水。
悪意に満ちた世界を求めて現代にやってきた未来の人間。
悪意がない世界なんてつまらない。
現代<ここ>は天国。
こうナニカは言い放つ。そして、最後は燃やされ消え去るんだけど、その後のラストシーンで降りしきる雨が、
”この世界には消しきれない程の悪意が満ちあふれてる”
ってのを象徴してるんだと俺は思った。
映画って別に全部説明しなくたっていいんだよね。見た人がどう思うか。
それを指し示してるものが、この映画には散りばめられてた。そう考えると、乗り移られた人間が超人的パワーを発揮したりとか、そういうのはいらなかったんじゃないかな、、と思ったり。
一番は、飯田監督の表現の仕方がエモいってこと。またエンディングのLUNA SEAのgravityが世界観にマッチしてる。
とにかくまあ久々に見た映画の中身が濃かった事に気づいて満足!
映画って面白いな。
この歳になって見返してみると、
違った捉え方になるような映画がいっぱいありそうな気がする。
時間がある時に、昔の映画をもう一度見てみよう。